免疫力を高めるバスタイムの過ごし方
2020.05.25手洗い、マスク、消毒…たくさん対策はあるけど、自分の身を守ってくれるのは免疫力です。
免疫とは、外から侵入したウイルスや細菌などを撃退する力のことです。
まるで自己防衛システムのようですね。
病原体をいかに体に入れないか、入った病原体とどう戦っていくのか…
そのためには免疫力を高めることが鍵になります。
おうちで過ごす時間が十分にある今だから大切にしたい、
「免疫力を高めるバスタイムの過ごし方」を紹介します。
ウイルスや細菌の対策に重要である免疫力を上げるためには、
体温を上げることが必須条件です。
体温を1℃上げるだけで、免疫力は最大6倍上がると言われています。
体温を上げるには入浴がとても有効であり、日本では昔から入浴は七病を除き、
七福を得るという言い伝えがあるくらいです。
運動も体温上昇の効果がありますが、
入浴で免疫力をアップさせるのはおうち時間にはぴったりです。
1.入浴前は白湯を飲む
入浴する前に白湯を飲むと良いとされる理由は、
内臓が暖められるので入浴時の発汗量が上がるからです。
白湯以外の味のついたホットドリンクでも体は温まりますが、
栄養成分が吸収されるので、発汗を促して老廃物を輩出する効果が期待できません。
だから、白湯が最適なのです。
白湯とは、水を沸騰させた90〜100℃のお湯のこと。
これをゆっくりと時間をかけて飲んでみてください。
2.入浴するタイミング
入浴は眠る1〜2時間前に済ませましょう。
理由は、リラックス効果で副交感神経が高まるからです。
副交感神経が高まると血管が緩み血圧が低下して、
心身がリラックスした穏やかな状態になります。
40℃のお風呂に15分間入浴すると、体温が0.5℃上昇します。
そして90分かけて元に戻ります。
元に戻ったあとは更に下がり始めます。
このタイミングで布団に入るとスムーズに眠ることが出来るでしょう。
3.免疫力を高める入浴
入浴が免疫力を高める理由は、体温が上げることで血流が良くなるからです。
体温が1度下がると免疫力が30%ダウンしてしまいます。
少し熱めのお風呂に、いつもより少し長めに浸かることで、
体温を約1℃アップさせることができます。
入浴剤で選びたいのは、「重炭酸系」です。
聞いたことある方もいらっしゃると思います。
重炭酸系入浴剤とは、
角質層から体内に吸収される炭酸のガスが、
効果的に血流を促すことで末梢神経を広げる役割があります。
末梢神経とは、中枢神経と体全体を繋ぎ情報の伝達を行う神経のことです。
中枢神経は全身にある末梢神経から伝達された情報をまとめて判断し、
指令を出す神経です。
どちらも大切な神経ですね。
こうすることで体が温まり免疫力の維持に繋がります。
4.入浴後について
身体をしっかり拭いたら、足先を冷やさないように靴下を履きましょう。
部屋着は、着心地の良い天然の素材のゆったりしたものがオススメです。
体を締め付けてしまう部屋着だと血行を悪くし、冷えの原因になります。
入浴後も工夫して体温が下がらないように心掛けて過ごしてみましょう。
体温を37℃前後に保つことが出来ます。
また、入浴後は口元のマッサージもおすすめです。
口や鼻など粘膜から侵入する細菌やウィルスの増殖を防ぐには、
唾液の分泌量を増やし口内を潤おすことが大切です。
体が温かいうちに口元の唾液腺を中心にマッサージをして
唾液の分泌量を増やしましょう。
唾液は99%以上水分で構成されていますが、
残りに1%に免疫と抗菌、消化に関わる成分を含んでいるのです。
まとめ
・免疫力を高めるには入浴が一番!
・入浴前は白湯を飲もう!
・少し熱めのお風呂にいつもより長めに浸かろう!
・入浴後は靴下を履いて、唾液腺を中心に口元マッサージ!
いかがでしたでしょうか?
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